手術で切除した腫瘍とリンパ節の病理検査結果(退院後初の診察)【ガン闘病記】

退院から3週間後

今日は退院後初の主治医の診察があるので、病院にやってきた。

手術時に切除した腫瘍とリンパ節の病理検査結果を聞かせてもらえる予定だ。

 

相変わらず、呼ばれるまでに時間がかかる。

今回は2時間半くらい待ったか。

11:00の予約で、結局呼ばれたのは13:30だよ。

少し早くなった?(泣)

ひたすらロビーで暇つぶしして待った。

 

退院後初の主治医の診察

ようやく診察だ。

退院後の具合はどうですか?

手術後からずっと右足がしびれてるのと痛みがあります。

先日、自宅の近くにある整形外科で診てもらいました。

その先生いわく、手術時に足を圧迫したのでは?ということでした。

 

主治医としても、手術時に足の先端だけに関わる神経を傷つけた感覚はなく、原因はわからないようだった。

次は主治医のいる病院の整形外科で診てもらうことになった。

 

他にもありますか?

夜間におしっこに行く回数が多いです。
なぜか、昼間はあまりなく、夜寝ているときに頻繁に起きてしまうんです。

 

とりあえず主治医からは、夜寝る前の水分制限を勧められた。

確かに入院中に脱水症状になったこともあって、多めに水分摂取している。

そのせいだろうか。

 

腫瘍とリンパ節の病理検査結果

ほどなくして、手術時に切除した腫瘍とリンパ節の病理検査結果の話になった。

 

まずは腫瘍の写真を見せてもらった。

見た目は干からびたホルモンのような感じ?

場所はかなり肛門ギリギリのところを切除したらしい。

 

基本的に腫瘍は全部取り切れています。
深さ方向も取り切れています。

今回の検査で重要なのはリンパ節への転移です。

検査の結果、32個のリンパ節のうち7個に転移していました。
直腸に一番近いリンパ節への転移が見られました。

リンパ節に転移があった場合は、基本的には追加の抗がん剤治療を6か月実施します。

抗がん剤治療を6か月継続して転移・再発がなければ、抗がん剤治療は終了となります。

リンパ節に転移してました。

抗がん剤を半年かぁ。

 

抗がん剤治療実施についての説明

抗がん剤は3か月ではあまり効果がなく、1年と6か月では効果が同じと言われています。
ですので、基本的に6か月を区切りとして抗がん剤治療を実施します。

点滴を使う強力な抗がん剤も選択肢としてはあります。
ただ、足のしびれの症状からすると、抗がん剤が影響することもあるので、飲み薬で良いと考えています。

今後の流れとしては、
抗がん剤治療→6か月後→(再発なければ、)人工肛門閉鎖、
のような予定で考えています。

リンパ節への転移があったので、再発防止のための抗がん剤治療を優先して実施します。

抗がん剤治療中は外科的な処置はしないほうが良いです。
身体への負担もありますし、免疫も下がるので。

ですので、人工肛門の閉鎖は抗がん剤治療の後になります。

とりあえず6か月間はストーマのお世話になるわけですね。

同時に次の手術も6か月後以降になる。

 

抗がん剤は体重に合わせて、1日に飲む量が変わります。
meganeさんの場合は1日に錠剤3錠 カプセル5個ですね。
基本的に28日間飲み続けて、7日間休薬となります。
なので、5週間が1クールです。

約6か月なので4~5クール続けて、その時点で再発がないか確認します。

抗がん剤の副作用とかはどうなんだろう。

父親は点滴の抗がん剤をやっていたが、かなり苦しそうだった。

 

抗がん剤を飲むことでどうしても身体への負担が生じます。
これについては、定期的に血液検査と診察をして、確認していきます。

血液検査では白血球とか肝臓の値とかを見ていきます。
もちろん腫瘍マーカーも確認します。

抗がん剤による副作用は人によって影響度合いが異なります。
下痢が続いたり、逆に便秘になったり。
口内炎ができやすくなる方もいらっしゃいます。

あとは色素沈着が起きる場合があります。
紫外線の影響を受けて、指先などが紫~黒っぽくなることがあります。

色々と副作用があるようで、不安になってきた。

しかし、やらないことには始まらない。

再発・転移のほうがよほど不安だ。

 

最後に抗がん剤の説明が書いてある冊子をもらった。

次回の診察までに確認しておいてほしいということだった。

 

【続く】

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