こんにちは、meganeです。
2020年6月、meganeはストーマを閉鎖しました。
ストーマ閉鎖後、ある困ったことが発生しています。
今回は、ストーマ閉鎖後に困ったことを3つ紹介します。
困ったことに対しての対応も説明しますが、正直満足なレベルには改善できていません。
読んでいただいたかたの中で、アドバイスをいただければ幸いです。
こんな人が記事を書いています
- 35歳男
- 直腸ガン摘出手術実施(腹腔鏡)
- 抗ガン剤治療実施(半年)
- ストーマ閉鎖手術実施、腹膜炎治療のための手術実施
- ストーマ閉鎖後、排便障害を抱えながら生活中
ストーマ閉鎖後に困ったこと-3選

さっそくですが、3つ紹介したいと思います。
ストーマ閉鎖後に困ったことは以下の3つです。
- 排便回数が多い(頻便)
- 便をもらしてしまうことがある(便失禁)
- 出かけるのが恐怖
結局3つとも排便障害によるものです。
直腸ガンの手術前に、主治医から排便障害について説明は受けています。
それがそのままわが身に生じているという状況です。
覚悟はしていたものの、実際なってみると、とても大変です。
それぞれ何が大変で、今はどう対応しているか説明していきます。
排便回数が多い(頻便)

生活上でもっとも困るのが排便回数。
普通の人と比べると、異常なほど多いですよ。
うんちをしにトイレにいったら、1回カウント。
これを毎日、記録しています。
実際の排便回数は?
退院後1~3ヶ月目の1日の平均排便回数の状況は以下の通りです。
- 1ヶ月目 12.5回
- 2ヶ月目 13.5回
- 3ヶ月目 16.5回
あくまで平均なので、これより多い日も少ない日もあります。
これまでで、もっとも多い日で33回でした。
逆にもっとも少ない日は7回でした。
ちなみに排便回数を集計した結果は毎月初めに、記事にしています。



排便回数の多い日は大変です
少ない日と言っても、普通の人の排便回数は多くても2~3回といわれていますから、7回でもかなり多いですね。
多い日は言わずもがな、とても大変です。
1日の活動時間はせいぜい16時間程度でしょうから、1日に33回だと1時間当たり2回はトイレに行く計算です。
実際はたくさん出る時間帯がありますので、1時間に5~6回トイレに行くこともザラにあります。
主に昼食後と夕食後が多い傾向です。
また、トイレに入っている時間はだいたい5~10分程度でしょうか。
長いときは30分近く入っていることもあります。
なので、1日に2時間~3時間程度トイレで過ごしていることになります。
ほぼトイレに住んでるみたいなもんですね。
排便回数を減らしたい
これまでに排便回数を減らすために、いくつかの取り組みを実施しました。
- リンゴを食べる+乳製品、発酵食品を食べない
- ヨーグルト+オリゴ糖を食べる
しかし、これらの取り組みは効果が得られませんでした。
それどころか、腸の活動が活発になったせいか、排便回数が増えるという状況でした。
どうしたらいいの・・・
ウォシュレットが必須になった
また、排便回数が多いので、トイレットペーパーでおしりを拭く回数も尋常ではありません。
すぐにおしりが痛くなってしまうので、今ではウォシュレットが必須になりました。
トイレがあってもウォシュレットの付いていないトイレだと、かなりガッカリします。
ということで、排便回数が多いのが困るというお話でした。
現在も排便回数が減らないまま、大変な日々を送っています。
・・・誰か、アドバイスください・・・
便をもらしてしまうことがある(便失禁)

次に困るのが便をもらしてしまうこと。
meganeは直腸ガンの切除手術の際、直腸と肛門括約筋の一部を切除しました。
直腸と肛門括約筋の一部の切除によって、
- 便をためる機能
- 便の排出をコンロトールする機能
この2つが低下しました。
1つ目の便をためる機能が低下することによって、先述の「排便回数の増加」につながっています。
2つ目の便の排出をコントロールする機能の低下によって、
- 便がたまったことを感じるのが遅い
- 便が出るのを止められない
この2つが発生しています
機能低下の何が問題?
便がたまったことを感じるのが遅いために、「便意が来た」と思ったらすぐに出てしまいそうになります。
また、便が出るのを止められないために、便意を感じてからトイレに到着するのが間に合わず、もらしてしまうことがあります。
部屋からトイレなんて、めちゃくちゃ近いのに、間に合いません。
この「便をもらしてしまうこと」は、だいたい1週間のあいだで、数回発生しています。
全力でもらさないように肛門を締め付けるのですが、ふとした瞬間にゆるんでしまい、もらしてしまいます。
ふとした瞬間というのは、ドアを開けたり、明かりをつけたり、肛門を締め付ける以外の動作をしたときです。
ちなみに、もらすとめちゃくちゃテンション下がります。
快適オムツ生活
便をもらしてしまうと、後片付けが面倒です。
なので、現在はお年寄り向けのオムツをはいて生活をしています。
オムツであればもらしたときでも、捨てて新しいオムツにはきかえればOKです。
(捨て方にルールはありますが・・・)
オムツを使うことで多少は快適になりました。
また、どこかへ出かけるときも、もらした場合のことを考えて、予備のオムツと処分用の袋を持ち歩いています。
ちなみに何種類かオムツを試して、乗り換えています。
今はライフリーうす型軽快パンツを使用しています。
このオムツは薄型なのでズボンをはいても、オムツをはいていることが外からわからないので、重宝しています。
あと、持ち歩くときもうす型でコンパクトにできるので、便利です。
出かけるのが恐怖

これまでお話した、排便回数の多さと便をもらしてしまうことがあることから、どこかへ出かけるのがとても苦手になりました。
- 目的地までの移動中にトイレに行きたくなったらどうしよう
- 目的地の近くにトイレはあるだろうか
- もらしたらどうしよう
色々不安なことを考えてしまいます。
ストーマ閉鎖後からこれまで、家から1時間程度の場所であれば、行ったことがあります。
一応、外出先でもらしたことはありませんが、危なかったことは何度もあります。
恐怖を克服したい
これまで色々調べた結果、午前中だったら排便回数が少ないとか、食べ物によって排便回数が増減するとか、わかってきたこともあります。
工夫を重ねれば、出かけることの恐怖を低減し、いつかは恐怖から解放されるでしょうか。
いっそ、「もらしてもオムツ替えればいいや」とか、マインドを変えて吹っ切れればいいのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか
今後もどこにも行かないなんてことはできませんし、旅行や買い物、遊びにだって行きたいです。
とはいえ、排便障害とは、これからも付き合っていかなければなりません。
排便回数を減らす工夫やもらさない工夫、もらしたときの準備など、出来る限りのことをして、気兼ねなく出かけられるようになりたいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの役に立てれば幸いです。
コメント