【お見舞い品の選び方】おすすめ3選と気をつけたいもの3選!【もらって嬉しい!もらっても困る!】

こんにちは、meganeです。

 

家族や友人、同僚が入院しているときにお見舞いに行くことがあると思います。

そんなときに、お見舞い品には何を選べばいいか迷ってしまったり、もらって困るものがあるだろうかと悩むことがありますね。

 

今回は直腸ガンとストーマ閉鎖、腹膜炎で入院した経験を持つmeganeがもらって嬉しいお見舞い品と気をつけるべきお見舞い品の選び方についてお話します。

 

こんな人が記事を書いています

  • 35歳男
  • 直腸ガン摘出手術実施(腹腔鏡)
  • 抗ガン剤治療実施(半年)
  • ストーマ閉鎖手術実施、腹膜炎治療のための手術実施
  • ストーマ閉鎖後、排便障害を抱えながら生活中

 

お見舞い品の選び方 

お見舞い品の選び方のポイントは下記の通りです。

  • お見舞い品を送る相手の入院理由や治療内容を考慮する
  • 病院に持ち込めないものは選ばない
  • 個人の趣味や嗜好に関わるものは選ばない

 

言われてみれば、「そりゃそうだよね」といった内容ですかね。

しかし、いざお見舞いの品を選ぶとなったときには、意識できないことが多いのではないでしょうか。

 

お見舞いを送る相手の入院理由や治療内容を考慮する

病気の箇所や治療の内容によっては、もらっても使えなかったり、食べれなかったりするものがあります。

たとえばmeganeの場合は

  • 直腸ガンの手術後であれば、消化の悪いものは食べれない
  • 抗ガン剤治療だからといって帽子をもらっても、脱毛しない抗ガン剤だったので使わない

とか。

 

いくら大好物でも食べ物に制限があり、食べれなかったらただの「おあずけ」で余計にストレスですね。

しかし、キチンと相手の入院理由や治療内容を考慮して選べば、喜ばれるお見舞いになるでしょう。

 

病院に持ち込めないものは選ばない

病院によっては、食べ物や生花の持ち込みを制限しているところもあります。

持ち込み制限のある病院では、以下の理由で、持ち込みを制限しています。

食べ物については病院側で患者の栄養管理をしています。

管理外の食べ物を食べた場合に治療の妨げになることがあるため制限されます。

また生花については、生花に付着している細菌から感染する危険性があるため制限されます。

 

meganeが入院していた病院では食べ物を持ち込む際は、医師の許可が必要とされていました。

ですので、入院している病院の規則をホームページなどで見て、確認しておいた方がよいです。

 

まぁ、実際は特に持ち物検査とかもなかったので、持ち込めてしまいましたが・・・

 

個人の趣味や好みに関わるものは選ばない

洋服や下着などの着るもの、本やゲームなどの趣味のもの。

これらを選ぶときは注意が必要です。

なぜなら、個人の趣味や好みが強く影響してしまうので、趣味や好みに合わない場合、ただのお荷物になるからです。

逆に、個人の好きなものを確認してから、お見舞いとして持っていくのは喜ばれるものになりますね。

 

最近は本や漫画などは電子書籍があります。

好みの本や漫画をダウンロードしたタブレットなんかであれば、荷物がかさばらないのでよいですね。

 

もらって嬉しいお見舞い品3選

それではmeganeが選ぶもらって嬉しいお見舞い品3選を紹介します。

  • お金、ギフトカード
  • お守り
  • タオル(フェイスタオル)

この3点です。

それぞれ選んだ理由を説明しますね。

 

お金、ギフトカード

入院中は何かとお金がかかります。

ただでさえ、入院費や手術費などでお金がかかるのに!

では、何にお金を使うのかというと、

たとえば、

  • 飲み物を買う
  • テレビカードを買う
  • 病院内のコンビニで買い物をする(少し歩けるようになれば)

自動販売機やコインランドリーなどは現金オンリーだったりするので、地味に現金を使います。

 

退院した後も治療費や交通費などお金がかかる場面はたくさんあります。

なので、お金やギフトカードは入院中でも退院後でも役に立つ、嬉しいお見舞い品だといえます。

 

お守り

meganeはガンになって手術して抗ガン剤もやって・・・もう2度とガンにはなりたくないと本当に思います。

ガンは治療後5年間、再発・転移がなければ根治となります。

再発や転移してほしくない気持ちをお守りに込めるのはいかがですか。

 

megane自身も入院前にガン封じの神社にお参りしてお守りを買いましたし、母親からもガン封じのお守りをもらったりしました。

自分が行ったのと全く同じ神社のお守りをもらいましたけどね。

 

特別何かの役に立つものではありませんが、何も言わずとも気持ちが伝わるものだと私は考えます。

 

タオル(フェイスタオル)

入院中、タオルを使う場面が多々あります。

たとえば、

  • 顔を洗った後に拭く
  • 氷枕に巻く
  • 何かをこぼしたときに拭く

多種多様です。

 

入院時にいくらかは持ち込んでいますが、入院が長くなると不足がちになります。

消耗品ですし、用途も広いので役に立つお見舞い品ですね。

 

megane的にはバスタオルは大きくて邪魔になるので、フェイスタオルくらいのほうが小回りが利いて良いです。

またデザインはシンプルなほうが広く好まれるでしょう。

 

【番外編】本、ゲーム、DVDなど(条件付)

本やゲーム、DVDなど人によって好みが分かれるものを選びたい場合は、本人に希望や好みを聞いてくれると、とても嬉しいですね。

興味のないものをもらっても、ただ邪魔になります。

なので、好みを聞いてもらって合わせてもらえると、とても嬉しいお見舞い品になりますね。

 

実際、入院中は暇な時間が多いです。

また手術直後などはあまり動き回れませんので、ベッド上で楽しめるものが欲しくなります。

 

最近はスマホや電子書籍など、ハードウェアとデータさえあれば楽しめるものがそろってきています。

何か面白いものを見つけたら、メールやLINEなどで教えてあげるのも良いでしょう。

 

もらっても困るお見舞い品-3選

続いては、もらっても困ってしまうお見舞い品を紹介します。

  • 食べ物
  • 生花
  • 洋服や下着などの衣料品

この3つですね。

それぞれ理由を説明していきますね。

 

食べ物

消化器系の治療をしている場合に、もらっても困るのが食べ物。

理由は2つあります。

  • 手術後に食事制限がある
  • 病院内での保存が難しい

消化器系の治療をしている患者さんは、大抵の場合、手術後に食事制限があります。

また病院側としては栄養管理を行っているので、余分な食べ物は摂らないでもらいたいというところ。

中には持ち込みを制限している病院もあります。

 

患者本人としては食事制限のために食べたいのに食べれないというジレンマを抱えます。

目の前に好物があるのに、食べたらダメだというのは地獄のような状況じゃないですか?

果物はお見舞い品の定番ですが病院内での保存が難しかったり、衛生面に問題があったりとお見舞い品としては選ぶのが難しいものです。

病院にある冷蔵庫はかなり小さいですし、病院によっては冷蔵庫がない場合もあり、保存しにくいです。

果物以外でも生ものなどの日持ちしないものは避けるのが無難です。

 

また、皮つきの果物は入院中はナイフがないとか身動きが取れないとかで、皮むきができないことがあります。

仮に食べても良い状況にあっても、果物は扱いにくいものになるでしょう。

 

meganeの場合は直腸ガンの手術後はストーマ生活になりました。

ストーマの場合、消化の悪いものは詰まる可能性があります。

なので、手術直後はもちろん、退院後しばらく経っても消化の悪いものは避ける生活になっていました。

また、ストーマ閉鎖後は排便障害になりました。

手術直後はもちろん食事制限がありますし、退院後も排便状態をコントロールするためにある程度は食べ物を選んで食べています。

 

消化器関係の治療を受けているmeganeとしては、

  • 手術後に食事制限がある
  • 病院内での保存が難しい

といった理由で、食べ物をお見舞い品としてもらっても困ってしまうというわけです。

 

ちなみに入院中に母親からの差し入れで、水ようかんをもらいました。

なぜ水ようかんかというと、meganeの好物だからです。

 

手術直後からしばらくは食事制限で食べれなくて、何かの嫌がらせかとも思いましたね・・・

柔らかくて問題がなさそうな食べ物ですが、これも主治医に許可を取ってから食べました。

 

生花

生花は果物と並んでお見舞い品の定番ですが、これもお見舞い品としては困るものです。

理由は3つあります。

  • 生花に付着している菌による感染症
  • 手入れが必要
  • 置く場所がない

 

生花に付着している菌による感染症

体力の低下や抗ガン剤などで免疫が下がっている場合、感染症を引き起こす恐れがあります。

自分だけでなく同室の患者さんにも感染する可能性があります。

リスクが高いですので、生花を渡すのはやめましょう。

 

手入れが必要

日々、水の入れ替えが必要になりますね。

もらったときは嬉しいかもしれませんが、後の手入れは面倒です。

身動きができない状態であれば、看護師さんにお願いしなければならないです。

自分でやるにしてもmeganeは手入れが面倒だと思うタイプなので、困ります。

 

置く場所がない

病室の机やテーブルはかなり狭いです。

食事をするときの配膳のスペースや日用品などを置くスペースだけでも足りないくらいです。

なので、花を置くスペースを確保するのは難しいです。

 

「どうしても花をあげたい」という場合にはプリザーブドフラワーなどの加工された花にするとよいでしょう。

感染症と手入れの面はクリアできます。

とはいっても、megane的には置く場所を考えると、困るお見舞い品になってしまうというわけです。

 

洋服や下着などの衣料品

洋服や下着などの衣料品はお見舞い品としてもらっても困りますね。

理由は3つか、それ以上ありますね。

  • サイズが合わない
  • デザインが気に入らない
  • 使い勝手が悪い

衣料品はサイズやデザイン、使い勝手など個人の好みが強く出るものなので、もらっても使わないということが起きます。

その他にも個人的な趣味・嗜好があるので、一概には言えませんね。

想像してみてください。

自分の趣味じゃないキャラクターがデカデカと描かれたTシャツとか、サイズの合ってないシャツとか。

もらった時はとりあえず「ありがとう」と言いますが、あとで着ないんじゃないですかね。

 

誕生日プレゼントとかでそんな経験ありませんか?

 

入院中に着る院内着に対しては病院からの指示で前開きを要求されることがあります。

meganeは無印良品の前開きのパジャマを院内着として使用していました。

前開きを要求される理由は、看護師さんの介護作業がやりやすいためです。

どうしても入院中に着替えをさせてもらうときがあります。

そのときに前開きが良いということです。

Tシャツやトレーナーなどの入院中に着れない服をもらっても、荷物になるだけですね。

Tシャツやトレーナーなどの前が開かない服の場合は、退院後に「退院おめでとう!」といって渡したもらった方がうれしいですね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

せっかくお見舞い品を送るのですから、喜んでもらいたいですね。

お見舞い品の定番と思われるものでも、渡す相手によっては困ってしまうお見舞い品になります。

お見舞い品を渡す相手の状況に合わせて、時には好みを聞いたりして、適切に選べるとよいでしょう。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事があなたの役に立てれば幸いです。

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