こんにちは、meganeです。
ガンがわかった時、今後どうしたらいいのかわからなくなったり、どうしようもなく不安になったりしますよね。
そんな時、何をすればいいか、何をすることで不安がなくせるか、知りたくないですか。
今回はガンがわかったらすぐに知っておくべきことをお話しします。
こんな人が記事を書いています
- 35歳男
- 直腸ガン摘出手術実施(腹腔鏡)
- 抗ガン剤治療実施(半年)
- ストーマ閉鎖手術実施、腹膜炎治療のための手術実施
- ストーマ閉鎖後、排便障害を抱えながら生活中
病気のことを知る

まずは病気のことを知ることから始めましょう。
- どんな病気なのか
- 何もしないとどうなるのか
- どんな治療方法があるのか
など。
病院で検査を受けて、「あなたはガンです」と言われたとき。
その時点であなたはガンについてどのくらいの知識がありますか?
知識がなければ、今後始まる治療のことを説明されても、納得のいく判断ができません。
また、よくわからないけど不安というような精神状態に陥ることもあります。
meganeは実の父が同じ直腸ガンでしたが、驚くほど知識がなかったので、調べることにしました。
方法は
- 本を読む
- インターネットで調べる
- 経験のある人の話を聞く
といったところです。
複数の本を読み、病院のホームページや病気に関する記事を読み、看病をしていた母の話を聞く・・・色々しました。
結果、この後に続く治療や後遺症、お金のことについても知ることができました。
また、知識を得たことで病気に対して打つ手があることがわかり、無闇に不安な気持ちになったり、投げやりな気持ちになることもありませんでした。
治療のことを知る

次に治療のことを知りましょう。
病気のことを調べていくと、その病気に対してどのような治療方法が選択できるのかということもわかってきます。
病気に応じた各治療方法について、
- メリットやデメリット
- どのような場合に選択するのか
- あるいは選択できないのか
- どんな後遺症があるのか
- 費用はどのくらいか
などを知ると良いです。
今後、主治医から治療の提案を受けることになります。
その時に、自分の状態と治療方法についての知識があれば、提案された治療方法に対して、内容を理解し納得して判断することができます。


後遺症のことを知る

治療方法についてのメリットやデメリットを調べていくと、病気の種類や治療方法によっては後遺症が生じる可能性があるものがあります。
「病気を治すために治療をする。しかし後遺症が生じる。治療のためには仕方がない。」と考えるかもしれません。
しかし、後遺症によっては対策を打つことや上手く付き合っていく方法があるかもしれません。
ただ後遺症が生じることを嘆くのではなく、後遺症を知ることから始めませんか。
meganeの場合は、手術の後遺症で
- 排尿障害
- 排便障害
- 性機能障害
が生じる可能性があることが、調べることでわかりました。
排尿・排便障害は薬である程度コントロールできること、性機能障害は薬での改善や精子凍結である程度対策できることなどがわかったので、手術前にできることをやって、手術に臨みました。
現在も排便障害や性機能障害を抱えて生きていますが、事前に後遺症があることを知ったことで覚悟もでき、上手く付き合っていけています。


お金のことを知る

当然ですが、病気を治すための治療を受けるにはお金がかかります。
しかし、保険や会社などから給付金や補助を受けられる場合もあります。
まあ治療にお金がかかることがわかっているから、保険などの商売が成り立つわけですが・・・
とにかく、今後どのくらいのお金がかかって、どのくらい補助を受けられるのか、知っておいたほうが経済的にも気分的にも楽になれます。
ちなみに、治療にお金がかかるのは仕方のないことですので、逆に病気になったことで貰えるものは貰うというスタンスの方が気分は楽なはずです。
個人で契約している保険があれば、契約書に支給の条件と金額が書いてあるはずです。
わからない場合は、担当の保険屋さんに確認しましょう。
会社の健康保険に関しては、健康保険組合のホームページを確認するか、会社の総務に相談すれば、教えてもらえます。
会社から見舞金のような形でお金をもらえる場合もあります。
meganeの場合は、以前より加入していたガン保険と会社の健康保険に申請をすることで、お金が支給されました。
ガンになった時に1回支給されるものと、ある期間の中で月々支給されるものがありました。
ということで、治療にかかるお金と申請すればもらえるお金のことを知っておきましょう。


周りの人のことを知る

病気と闘うのは自分だけだと思っていませんか。
そんなことはありません。
近くにいる人のことを思い出してみてください。
妻、親、兄弟、友人、会社の同僚・・・
自分だけで調べられなければ、一緒に調べてもらうとか、ガンの経験のある人がいれば話を聞いてみるとか、不安なのであれば話を聞いてもらうとか。
見渡せば、頼れる人たちがいますよね。
あなたのことを心配してくれている人たちでもあります。
そういう人たちのことを知っておくべきです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私の経験を踏まえて、ガンとわかったときにすぐ知るべきことをまとめてみました。
色々と知っておくだけで不安がなくせたり、自信をもって治療に臨めるようになると思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの役に立てれば幸いです。
コメント