直腸ガン経験者が教える、入院時に必要なもの一覧!

入院することになったときに、あなたは何を持っていきますか?

 

初めての入院だと何を持っていくべきがわからず不安になると思います。

2度目以降の入院でも忘れ物はしたくないですよね。

そんなときに見返せるように、入院時に必要なものを紹介したいと思います。

(自分用のメモってのは内緒で・・・)

 

※紹介する内容は以下の条件で私が入院した経験から必要と判断したものです。

  • 直腸ガンで腹腔鏡手術
  • 入院期間は2週間ちょっと
  • 初めての入院

 

手続き関係で必要なもの

まずは手続き関係で必要になるものを紹介します。

 

健康保険証

身分証明書の役割を果たすものですので、入院時の手続きで必ず必要になります。

病院に行くときは必ず持っていくので、忘れることはないと思いますが、念のため。

  

診察券

診察券は病院内の個人の管理で使用されているため、必要になります。

これもまず忘れることはないと思います・・・多分。

  

印鑑

入院の手続き書類や検査や手術の同意書を記入した時に捺印する必要があります。

意外と忘れやすいので、チェックしてくださいね。

  

証明書類

限度額適用認定症など、既に発行済みの証明書類などがあれば、持参しましょう。

入院費の支払い時に必要なものなど、退院までにあれば良い場合もあります。

とはいえ、入院時にすべて揃っていて、持参するのが確実です。

  

お薬手帳

かなり忘れやすいです。

手術後や入院中に薬が処方されることが往々にしてあります。

その時に過去に飲んでいた薬の記録があると、より安全な処方ができるようになります。

  

生活上で必要なもの

次に入院生活で必要なものです。

主に生活する上で必要になってくるものを紹介します。

 

パジャマ ・・・2~3着程度

入院中はほぼパジャマで過ごします。

必要な着数は病院内で洗濯ができる、家族が持ち帰って洗濯してくれるとかができる場合の目安です。

入院の理由や手術箇所にもよりますが、前開きのパジャマが推奨です。

私の場合は手術箇所がおなかだったので、前開き必須でした。

ちなみにパジャマを病院でレンタルする場合は持ち込み不要です。

 

下着 ・・・2~3着程度

パジャマと同じですね。ノーパン派の方は不要です(笑)

必要な着数は病院内で洗濯ができる、家族が持ち帰って洗濯してくれるとかができる場合の目安です。

靴(かかとの押さえがあるもの) ・・・1足

入院時に履いてきた靴があれば十分でしょう。

サンダルなどかかと部分のないものは、病院によってはNGの場合があります。

サンダルを使用したい場合は病院に確認してみましょう。

私が入院した病院はサンダルNGで、理由は転倒しやすいから、でした。

 

靴下 ・・・2~3足程度

病院内が寒い場合があります。足元から冷えますので、用意しましょう。

夏場でもエアコンがきつすぎる場合があるので、準備はしておきましょう。

入院している患者さんは暑がりもいれば、寒がりもいます。

自分である程度コントロールできるとストレスも軽減できると思います。

同様の理由で、カーディガンなども必要に応じて持ち込むと良いでしょう。

 

タオル類 ・・・バスタオル1~2枚、フェイスタオル2~3枚

入院中も入浴が可能です。

入浴後に体を拭くのに使うので、用意しましょう。

あとは洗顔や歯磨きの後にも拭くのに重宝することでしょう。

 

シャンプー、ボディソープ ・・・1個ずつ

入浴時に使います。

銭湯ではないので、お風呂場にシャンプーやボディソープは常設していません

基本的に持参する必要があります。

リンスやトリートメントは必要に応じて、持ち込みましょう。

私はリンスinシャンプーで十分でした。

 

歯ブラシ、歯磨き粉・・・1セット

さすがに歯磨きしますよね?なら必要です。

 

ティッシュペーパー ・・・1箱

病室にはティッシュペーパーはありません。なので、持参しましょう。

ないと色々困ります。食事をこぼしたとか、鼻水が出たとか・・・

 

箸、スプーン ・・・入院日数×3程度

病院食を食べる際に使います。

病院では箸やスプーンを用意していないので、持参する必要があります。

私は割りばしだけで十分でした。

 

筆記用具 ・・・1セット

ボールペンが必要です。鉛筆やメモ紙はあればいいかなくらいです。

入院中に誓約書や同意書などサインする場面があるので、用意しましょう。

鉛筆とメモ紙は私の場合は入院生活の日記を書くのに使用していました。

今はスマホとかで残せるので鉛筆やメモ紙はいらないかもしれませんね。

 

スマホ ・・・1台

家族や会社との連絡手段として必要です。

家族はあなたのことを心配しています。

メールでもLINEでも状況を連絡すれば、少しは安心してくれることでしょう。

何か買ってきてほしい時も、連絡すれば家族が買ってきてくれるかもしれません。

暇つぶしにも有用ですので、1台あると快適になるでしょう。

 

テーブルタップ ・・・1個

これ意外と必要です。

私の入院していた病室はコンセントの位置が悪くて、スマホや携帯ゲーム機の充電ケーブルが届かないことがありました。

テーブルタップで延長すれば、取り回しも楽になるので、あると便利です。

 

カミソリまたはシェーバー ・・・1個

私は男なので髭剃りに使用します。

別に入院中は剃らなくてもいいんですが、退院の日くらいは剃ってから退院したほうが気持ち良いと思いますよ。

 

お金

自販機で飲み物を買うとか、コインランドリーで洗濯するとかの場面で必要です。

私の場合1日600円程度は小銭を使用していました。

余談ですが、脱水症状気味だったので、水500㎖を1日4本飲んでました。その分の小銭です。

なお、大金を病室に持ち込むのはセキュリティ上不安なので、必要な額を考えて持ち込むようにしましょう。

 

あると良いもの、便利なもの

次はあるとちょっと便利だったり、入院生活を楽にしてくれるものです。

 

耳栓 ・・・1セット

他人の生活音って結構気になるものです。

病室が個室の方はいらないかもしれません。

私の場合は4人部屋でした。同室の3人のイビキやしゃっくりなどがすごくて、眠れない時もありました。

あと、お年寄りはかなり早起きで、物音で起こされます。

耳栓があれば、多少はマシになりますね。

 

ハンガー ・・・2~3本

上着を掛けておくのに使用します。

他にも入浴後の濡れたタオルなどを干すのにも使います。

ベッドの柵に干してもOKですが、ハンガーのほうが乾きやすいかな。

 

暇つぶしグッズ(本やPC、ゲーム機など)

手術直後は暇つぶししている余裕なんてありません。

傷口が痛かったり、起きていられなかったりします。

 

手術前や手術後しばらくして、元気になってくると途端に暇になります。

そんな時、趣味グッズがあると良いでしょう。

病院に本や漫画が置いてあれば、そういったものでもよいでしょう。

スマホも暇つぶしの役に立つでしょう。

 

ストロー 10本程度

手術直後に飲み物を飲む際に使用します。

私はおなかの手術をしたので、手術直後は起き上がるのがつらかったです。

飲み物って、起き上がらないとすごく飲みにくいんですよ。

そんなときにはペットボトルにストローを入れて飲むとかなり楽になります。

 

ふりかけや佃煮海苔など

病院食に飽きたあなたに。

基本的に病院食って、味が薄いんです。

白米やおかゆにふりかけや佃煮海苔なんかを乗せるといい感じになります。

ただし、やりすぎると塩分過多になるので、ほどほどに。

 

クリアケース 2~3枚

主に書類整理に使用します。

入院時も入院してからも、書類や冊子を渡されることがあります。

バラバラになってしまうと後で大変なので、クリアケースで整理しておきましょう。

 

手術で必要なもの

手術内容で大きく異なると思いますので、詳しくは主治医や看護師さんに確認してください

必要なものは手術前に指示してもらえるはずです。

参考までに私が手術した時(直腸ガン切除のための腹腔鏡手術)の持ち物を紹介します。

 

T字帯

手術後は尿道カテーテルとドレーンが挿入されていました。

T字帯を使用することで、尿道カテーテルやドレーンが挿入されている状態でも、管理(脱ぎ着や出血など)がしやすいということのようです。

看護師さんの負担を減らすためにも用意しましょう。

 

腹帯

主に腹部の傷口の保護、おなかの保温が目的です。

おなかに腹帯を巻いておくことで、傷口がパジャマや下着と接触することを防ぐ役割です。

こちらも用意しましょう。

 

※T字帯や腹帯は病院内(あるいは隣接)しているコンビニで販売していると思います。

私は手術にT字帯や腹帯が必要であることを入院してから知ったため、妻に買ってきてもらいました。

 

最後に・・・

必要そうなものをたくさん書きましたが、入院の理由や日数によっては他にも必要になったり、不要なものもあると思います。

また、病院によっては持ち込みできないものもあるかもしれません。

入院前に病院に確認していただくのが一番かと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事があなたの支えになれば幸いです。

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