ストーマ持ちでも旅行行きたいですよね?
車や電車もいいですが、飛行機に乗って、遠出もしたいですよね?
そんなときに心配になるのが、パウチ。
飛行機に乗ったときにどうなっちゃうのか。気になりませんか?
今回はストーマの人が飛行機に乗っても問題ないのか。
実際に私が飛行機に乗ったときの経験を基に、飛行機に乗るときの注意点について、解説していきたいと思います。
私が以下の条件で飛行機を利用した経験を元にお話します。
- 回腸ストーマ持ち
- ワンピース型のパウチを使用
結論
ストーマ持ちが飛行機に乗っても問題ありません!
なお、事前の準備をしておくと安心です。
手術後、飛行機に乗ることになった理由(前置き)
前置きなので、興味ない方は次項から読んでください・・・
ストーマ持ちでも旅行は楽しみたいですよね。
私は旅行が好きでして、手術前は国内旅行したり、海外旅行に行ったりしていたわけです。
この年は妻と半年も前から鹿児島旅行を予約していました。
しかし、鹿児島旅行前にガンが見つかったので、
まあ行けたら行こう・・・
みたいなムードでいました。
いざ手術後。旅行を諦めたくない私たちは、主治医に確認したり、ネットを徘徊したりして情報を集めました。

結果、ストーマ持ちが飛行に乗っても問題なさそうでした。
事前の情報収集を元に、鹿児島旅行に踏み切ったわけです。
前置きはこのくらいにして、実際に鹿児島旅行に行ったらこうなったよ!ってのをお話したいと思います。
飛行機に乗ったら、パウチはどうなっちゃうの?
パウチは袋状をしているので、中に空気が入っています。

なので、飛行機に乗って、飛び上がった後、高度が上がっていくと、ポテトチップスの袋みたいにパンパンになるんじゃないか??そう思ってませんか?
でも安心してください!
意外と膨らみません。気持ち膨らむかな程度です。
パンパンになって破裂とかいう恐ろしいことにはほぼなりません。
飛行機に乗る前にパウチの中身を処理して、内部の空気を出来るだけ抜いておけば、問題になることはないでしょう。
よっぽど、朝起きたときのパウチのほうが膨らんでいます(笑)

万が一、事前の処理が出来なかった場合でも、
パウチを見ると、ガス抜きフィルターがついています。
(ウロストミーの方用のパウチや一部のパウチにはついていません。ご注意を)
このフィルターによって、パウチ内部の空気が膨張しても、空気が抜けてくれます。
じゃあ、ガス抜きフィルターがない人はどうしたらよいかって?
上空まで飛んで、離席できるようになったら、トイレに行って空気を抜く。
こうするとよいでしょう。
これをやっておけば、安心!
飛行機に乗る前にパウチ内の空気を抜くことが大事なのはわかった!
他にも注意することはある?
うーん、機内への持込荷物くらいですかね。
航空会社によってはパウチの面板を切るハサミの持込が出来ない場合があります。
なので、事前に面板をカットしたものを持ち込んでおくと、万が一が発生した場合でも、安心して対応ができるでしょう。
とはいえ、1~2時間程度のフライトなら、大した時間ではないので、パウチ交換が発生するようなことがないように準備しておくほうが良いと思います。
逆に5~6時間以上のフライトなら、トイレに行く時間も十分あるので、交換用のグッズを準備しておくのが良いでしょう。
ちなみに私は羽田空港~鹿児島空港へのフライトだったので、1時間45分でした。
一応、交換用のグッズも持ち込みましたが、何の問題も起きませんでした(ラッキー??)
まとめ
ストーマ持ちが飛行機に乗っても問題なし!
事前にパウチ内の空気を抜く、交換用グッズを持ち込む(面板は事前にカットしておく)ことをやっておけば、安心して飛行機を利用した旅行が楽しめるでしょう。
それでは、ストーマとともに楽しい旅行を!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたの支えになれば幸いです。
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