こんにちは、meganeです。
ストーマパウチの交換って面倒くさいですよね。
交換そのものも面倒ですが、交換中に色々と困ることが起きるから面倒なんですよ。
今回はmeganeがストーマパウチ交換で困ったことを5つ紹介します。
また、困ったことに対して、どんな対応をしたのかも一緒に紹介します。
ちなみに困った度が高い順に書いていきます。
こんな条件の人が記事を書いています
- 35歳
- イレオストミー
- ストーマ歴9カ月
- ストーマパウチの交換はお風呂の後
ストーマから排泄物が出てくる
これはストーマ経験者は誰もが頷くのではないでしょうか。
これからストーマを経験する方は覚悟しましょう。

ストーマはおなかに直接腸が繋がれており、便を貯めたり、便意を我慢する機能がないため、排便が始まると垂れ流し状態になってしまいます。
通常、ストーマから出てくる排泄物はストーマパウチで受け止めるわけですが、パウチを交換する際にはパウチを外してしまっているので、垂れ流されてしまうというわけです。
排泄物がパウチの面板を貼り付ける部分に付着していると、上手く貼り付けができないため、排泄物が出るたびにふき取る必要があります。
ストーマから勝手に排泄されてしまい、なかなかパウチ交換ができず、困ってしまいますね。
meganeがとった対策としては、
排泄物が少ない時間帯を見極める
ことでした。
日々、何時くらいに排泄が多いかを観察して、排泄の少ない時間帯にお風呂とパウチ交換を済ませることにしていました。
たまに見極めが間違うこともありましたが、大抵の場合は比較的短時間で交換ができていました。
交換中に汗をかく
ストーマパウチの交換中に汗をかくと、ストーマパウチの貼り付けが弱くなります。
なので、出来るだけパウチの面板が貼り付く箇所は乾いているのが望ましいです。

しかし、meganeの場合、お風呂の後にパウチ交換をしているため、お風呂の熱気と自身の熱気で汗をかいてしまいます。
出来るだけ短時間でパウチ交換を済ませたいところですが、交換中に排泄が始まるとそうもいかなくなってきます。
時間が経てば経つほど、汗が噴き出てくるので、より大変になります。
涼しい時期は窓を開ければよいですが、暑い時期はかなり辛いです。
暑さと汗でなかなかパウチ交換ができず、困ってしまいますね。
meganeがとった対策としては、
脱衣所に扇風機を置く
ことでした。

扇風機を使って送風すれば、熱気を吹き飛ばし、身体もほどほどに冷え、一石二鳥の効果です。
扇風機を使って送風すれば、熱気を吹き飛ばし、身体もほどほどに冷え、一石二鳥の効果です。
とはいえやはり、短時間でパウチ交換ができるのが望ましいですがね。
疲れる
meganeの場合、脱衣所で立ったまま、パウチ交換をしています。
なので、パウチ交換中はおなかを見るように顔を下に向けて、作業をしています。

排泄が始まったり汗をかいたり、パウチ交換に長時間かかることで、だんだんと疲れてきます。
立ったままの交換なので、まず足が疲れます。
次に下を向いているために、首が疲れます。
パウチ交換によって、足も首も痛くなってしまって、困ってしまいますね。
meganeがとった対策としては、
一旦休憩する
ことでした。

meganeの場合、お風呂でパウチ交換しているので、交換途中で疲れてしまったら、再度お風呂に入るということができます。
なので、疲労してしまったら一旦休憩することで、何とか凌いでいました。
時間がかかる
ここまでに紹介した3つ(排泄、汗、疲れ)によって、パウチ交換にとても時間がかかることがあります。
時間がかかることで、その日やりたかったことができなくなったり、疲労で寝てしまったり、色々と問題が生じます。

時間がかかると疲れ、疲れてくることで汗をかき、さらに時間がかかることもあります。
そのうち、また排泄が始まったりして、より時間がかかります。
これはもう無限ループかのようです。
一日の予定も狂ってしまうし、疲れも溜まってしまうし、困ってしまいますね。
meganeがとった対策としては
排泄物の少ない時間帯で交換する
ことでした。
おや、結局1つ目に紹介した、排泄物が出てしまうことへの対策と同じになってしまいました。
つまり、パウチ交換で大事なことは短時間で交換を終わらせるようにすることですね。
ストーマパウチの穴のカットが上手くいかない

パウチ交換に入る前にやる作業ですが、ストーマパウチの面板の穴を自分のストーマのサイズに合わせてカットしなければなりません。
上手くカットできるときもあれば、形がいびつになってしまうこともありました。
パウチの穴の形がおかしいと皮膚の露出が増え、炎症が起きて困ってしまいますね。
meganeがとった対策としては
ストーマよりも穴を少し大きめにカットし、皮膚が露出する部分には、パウダー(粉状の皮膚保護剤)をふりかける
ことでした。
一度カットしてしまった面板は元に戻せないので、仕方なく穴を大きめにカットします。
大きめにカットしたことで、パウチ内に露出する皮膚の面積が増え、排泄物と接触する機会が増えます。
排泄物との接触による皮膚の炎症を抑えるために、パウダー状の皮膚保護剤をふりかけておきました。
9ヵ月間のストーマ生活でしたが、皮膚の炎症も少なく済ませることができました。
ストーマ認定士の看護師さんにも皮膚の状態を見てもらっていましたが、きれいな状態を保っていて、交換が上手だと、褒めていただきました。
ちなみに交換時に使用していた道具は別な記事にまとめてみました。

まとめ
いかがだったでしょうか。
ストーマパウチの交換はスピードが命ですね。
結局、排泄物も汗も疲労も交換が短時間でできれば、あまり問題にはなりません。
ストーマパウチは定期的な交換が必要なものですから、出来るだけ楽にできるようになりたいですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの役に立てれば幸いです。
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