こんにちは、meganeです。
2019年は直腸ガンが見つかり、入院・手術・抗がん剤治療と非常に多くの治療費がかかりました。

そこで、確定申告を申請して、医療費控除を受けることにしました。
さて、医療費控除はいくらぐらいの金額になるのでしょうか。
また、還付金はいくらぐらいの金額なのでしょうか。
meganeの2019年の事例を紹介します。
こんな人が記事を書いています
- 35歳男
- 直腸ガン摘出手術実施(腹腔鏡)
- 抗ガン剤治療実施(半年)
- ストーマ閉鎖手術実施、腹膜炎治療のための手術実施
- ストーマ閉鎖後、排便障害を抱えながら生活中
医療費控除ってなに?

そもそも医療費控除とはということですが、
その年の1月1日から12月31日までの間に自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額(下記3参照)の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。
国税庁HP 記事No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)
本人だけでなく配偶者や家族が支払った分の費用も医療費控除の対象にできます。
ということで、meganeの場合、
meganeと妻が病院や薬局で支払った費用や病院や薬局に通うのにかかった交通費などに対して、控除が受けられる
ということです。
控除が受けられるといっても、控除額がそのまま返金されるわけではありません。
控除額を含めて、再度所得税を計算した結果、多く支払った所得税を返金(還付)してもらえるというのが医療費控除のシステムです。
ちなみに、
いくらくらい控除・還付されたの?

では、meganeの場合、いくらくらい控除・還付されたのでしょうか。
2019年の医療費控除額と還付金額は下記の通りです。
医療費控除額 | 419,000円 |
還付金額 | 51,000円 |
ちなみに金額を計算するのに必要な主な項目は以下でした。
給与 | 約6,300,000円 |
源泉徴収税額 | 221,000円 |
医療費 | 519,000円 |
寄付金 | 80,000円 |
※金額は下3桁を丸めています。
人によっては、そのほかの項目も必要になるかもしれません。
さて、どうでしょうか。
申請するだけで返ってくる金額(還付金:51,000円)としては、意外と大きいのではないでしょうか。
正直、確定申告の申請は手間で面倒ですが、やるかいはあるかと思います。
実際のお金の計算方法や手続きなどは「保険相談ナビ」さんのサイトがわかりやすかったので、参考にしてみてください。
また、確定申告の書類作成は、国税庁の「確定申告等作成コーナー」があり、必要な項目をフォームに入力するだけになっています。
必要な項目の入力を進めていくと、還付金が表示され、所得税からいくら還付されるのかわかります。
医療費控除の対象は?

国税庁の資料によると
主に治療にかかる費用や治療を受けるのに必要な費用が対象となっています。
meganeの場合は下記の費用で医療費控除を申請しています。
- 診察や検査などの費用
- 入院費
- 病院への交通費
- 薬代
- ストーマ用品費
ちなみに申請した医療費(公共交通機関の交通費は除く)はすべてレシートまたは領収書が必要です。
申請時に提出する必要はありませんが、支払いをした証拠として5年間は提示や提出が必要になる場合があります。
病院に行ったり、薬を買ったりしたら、必ずレシートまたは領収書を保管しておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
病気にかかるとさまざまな理由で出費が増えます。
医療費が一定額を超える場合は忘れずに確定申告で医療費控除の申請をしたいですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの役に立てれば幸いです。
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