こんにちは、meganeです。
meganeはガンの治療を進めていく中で、長期の入院や抗がん剤治療、後遺症などの理由によって、休職が必要になりました。
その他の理由でも休職をするかたはいらっしゃるでしょう。
では、休職が必要になったときには何をすればよいのでしょうか。
休職暦1年超のmeganeが休職が必要になったらやるべきことについて、お話します。
こんな人が記事を書いています
- 35歳男
- 直腸ガン摘出手術実施(腹腔鏡)
- 抗ガン剤治療実施(半年)
- ストーマ閉鎖手術実施、腹膜炎治療のための手術実施
- ストーマ閉鎖後、排便障害を抱えながら生活中
休職が必要である理由を明確にする

あなたはどんな理由で休職が必要になりましたか?
またはどんな理由で休職をとるつもりですか?
理由は様々あることでしょう。
まずは休職をとる理由を明確にしましょう。
休職がとれるかどうかは、理由次第です。
休職を承認(許可)するのは人です。
その休職を承認(許可)する人たちを納得させられる理由を考えてみましょう。
当然、ただ休みたいだけの謎の理由では承認(許可)はもらえないでしょう。
休みが必要である理由、必然性のある理由があれば、承認(許可)してもらえます。
ともかく、休職が必要である理由を主治医に説明することがスタートです。
ということで、まずは休職をとる理由を明確にしましょう。
ちなみにmeganeが1年以上休職することになった理由は、
直腸ガンの治療と抗がん剤治療、排便障害によるものです。
詳細は後述の【余談】に書いておきます。
休職が必要になったときにやること

有給休暇や特別休暇を使い果たしたけど、復帰ができない・・・
休職が必要だ。
というときにやることは以下の4つです。
- 主治医への説明
- 診断書の作成
- 会社の上司、総務と相談
- お金のことを考える
これらができたら、必要な書類をまとめて、総務に提出しましょう。
主治医に説明する
休職が必要である理由がまとまったら、その理由を主治医に説明しましょう。
会社を休職するにあたり、主治医の診断書が必要になります。
また、診断書の記載内容にも、休職が必要な理由を明記する必要があります。
ですので、休職が必要な理由を主治医に説明して、納得してもらいましょう。
診断書の作成
休職するには正式な理由と期間が必要です。
自分が勝手に決めた理由と期間だけでは休職は認められません。
で、休職が必要となる正式な理由と期間は、主治医に書いてもらう診断書に記載されます。
というわけで、主治医に相談して、診断書を書いてもらいましょう。
診断書が入手できたら、会社の事務処理で必要な書類と一緒に総務に提出します。
会社の上司に相談
会社の上司にも相談します。
タイミング的には主治医に説明するのと同じくらいのタイミングが良いでしょう。
事前に主治医の診察を受けていれば、休職になる可能性が見えていると思います。
休職の可能性が見えてきたタイミングで、「休職になるかもしれません」と相談しておけば、その後の動きもスムーズになります。
会社の上司に対しても、休職が必要な理由について説明し、休職の期間についても説明します。
休職するには、会社に書類を提出する必要があります。
この書類の承認は上司がしますので、上司に納得しておいてもらう必要があります。
会社の総務に相談
次に総務にも相談します。
もし休職などの手続きをする部署が総務以外であるなら、担当の部署のかたに説明しておきましょう。
休職に必要な書類は上司の承認後に総務に提出することになりますので、事前に説明しておくと良いでしょう。
また、必要な書類について教えてもらったり、手当てや給付などについても聞いておきましょう。
ちなみにmeganeの会社の総務はこの辺が無頓着で、自分から聞きに行かないといけません。
できれば総務側から「こういう制度があるよ」とか、「こういう手当てがあるよ」とか教えてもらいたかったですね。
お金のことを考える
休職すると給料はどうなるの?
生活費はどうしよう
と心配ですよね。
事前にお金のことについては考えておくべきです。
もちろん働いていないので、給料は支給されません。
しかも健康保険料や厚生年金などの給与天引きされている控除費は支払う必要があります。
休職して初めて送られてきた給与明細にはマイナスの金額(給与天引き分の控除費など)が書かれていて、とても驚きました。
最初、マイナスの金額が書かれた給与明細をどうしたらいいかわからなかったのです。
総務に確認してみると、結局マイナス分を会社の口座に入金することになりました。
meganeの会社の総務はこの辺が無頓着なので、自分から聞かないといけませんでした。
ちょっと話がそれましたが・・・
とはいえ、収入がなくなってしまったときのために、収入を補う制度があります。
主に
- 傷病手当金
- 会社の組合による給付金
などです。
これらは加入している保険組合や会社の組合によって、支給条件や金額、支給期間などが異なると思います。
meganeの場合は、傷病手当金と組合の給付金で、ほぼ給与の満額をもらえていました。
期間限定ではありますが・・・
手当金や給付金などの制度については総務または担当の部署のかたに聞いてみるのがよいでしょう。
meganeの会社の総務はこの辺が無頓着なので、自分から聞かないといけませんでした。
というわけで、
- 主治医への説明
- 診断書の作成
- 会社の上司、総務と相談
- お金のことを考える
これらができたら、必要な書類をまとめて、会社の総務に提出しましょう。
提出後の手続きは総務が実施してくれます。
安心して期日から休職に入りましょう。
【余談】meganeが休職した理由と1年以上休職になった背景

meganeの場合は、
- 直腸ガン切除手術のため
- 直腸ガン切除手術後の抗がん剤治療のため
- ストーマ閉鎖手術と腹膜炎手術のため
- ストーマ閉鎖手術後の排便障害のため
主にこの4点の理由で1年以上休職しています。
ここからは休職に至った背景と休職が1年以上になってしまった背景です。
直腸ガン切除手術
せいぜい1ヶ月か2ヶ月程度の休みで復帰ができる内容です。
これだけでは休職にはならなかったでしょう。
おそらく有給休暇と傷病時の特別休暇を使って休みを取り、その後職場に復帰したと思います。
抗がん剤治療実施
退院後は抗がん剤治療が必要になったため、6ヶ月間の抗がん剤治療実施しました。
抗がん剤治療をしながら、仕事を続けている方もいらっしゃると思います。
しかし、meganeは抗がん剤の副作用による影響が不安であることを会社に伝え、しばらく様子を見させてもらえることになりました。
この時点で有給休暇と特別休暇を使い果たしたため、休職するということになりました。
結局、抗がん剤治療を6ヶ月間やって、その間はずっと休職になりました。
副作用自体は死ぬほどつらいというものではありませんでしたが、体調は非常に不安定だったので、休職させてもらえてよかったです。
ストーマ閉鎖手術と腹膜炎手術
抗がん剤治療が終了したら、今度はストーマ閉鎖手術を実施します。
問題なくストーマ閉鎖手術が完了すれば良かったのですが、手術後にmeganeは腹膜炎になってしまいました。
ストーマ閉鎖手術+腹膜炎手術で、入院生活が2ヶ月弱となりました。
ストーマ閉鎖手術後の排便障害
退院後は直腸ガン切除手術の後遺症で排便障害が起きています。
排便障害のために、会社への通勤、オフィス勤務での業務実施が難しくなっています。
今はリモートワークができるように、会社側で準備を進めてくれています。
リモートワークができるようになれば、排便障害があっても、安心して業務ができます。
ちなみに1日に平均で15回前後、トイレに行く日々を送っています。
この記事を書いているタイミングでは、退院から3ヶ月ほど経過しています。
その他諸々
あとは、抗がん剤治療終了とストーマ閉鎖手術の間に、主治医の異動やコロナの蔓延などがあり、ストーマ閉鎖手術を2ヶ月程度延期したりしています。
【余談】まとめ
話が長くなりましたが・・・
というわけで、
- 直腸ガン切除手術のため
- 直腸ガン切除手術後の抗がん剤治療のため
- ストーマ閉鎖手術と腹膜炎手術のため
- ストーマ閉鎖手術後の排便障害のため
以上、4点の理由で休職することになってしまいました。
最初は抗がん剤治療までの間の休職で半年程度のはずが、延長に延長を重ねて、1年以上休職になってしまいました。
まとめ
いかがだったでしょうか
休職することで、少なからず会社には負担がかかります。
心置きなく休職するためにも、上司や総務など要所にはキチンと理由を説明しておきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの役に立てれば幸いです。
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