こんにちは、meganeです。
手術後に抗ガン剤治療をやるかどうか迷っているそこのあなた!
抗ガン剤治療はやりましょう。
今回は手術後に抗ガン剤治療をやる必要があるのかということを考えていきます。
meganeは医師ではないので、治療判断の決定権はありません。
イチ患者の意見としてお読みください。
こんな人が記事を書いています
- 35歳男
- 直腸ガン摘出手術実施(腹腔鏡)
- 抗ガン剤治療実施(半年)
- ストーマ閉鎖手術実施、腹膜炎治療のための手術実施
- ストーマ閉鎖後、排便障害を抱えながら生活中
手術後に抗ガン剤治療が必要かどうか
もちろんmeganeは手術後の抗ガン剤治療は必要であると考えています。
とはいえ、全員というわけではなく、ステージⅢのガン患者は手術後の抗ガン剤治療をすべきと考えます。
理由としては、
ガン細胞は目に見えず、転移が否定できないため
です。
meganeはリンパ節までガンが転移しており、直腸ガン・ステージⅢでした。
リンパ節まで転移していると、リンパ液に乗って、ガン細胞が他の臓器に散らばっている可能性があります。
ガン細胞は目に見えませんので、手術中にガンが取りきれたといっても、あくまで目に見えているものだけというわけです。
したがって、ガン細胞が転移していないとは言い切れないのですね。
ガン細胞がリンパ液に乗って散らばっていることを想定して、予防的に抗ガン剤治療を実施するのです。
まあ、ほぼ主治医から説明されたことの受け売りなんですけどね(笑)
もちろん内容を理解して、納得していますよ。
というわけで、meganeとしてはステージⅢのガン患者さんは手術後の抗ガン剤治療が必要と考えます。
とはいえ、様々な理由で抗ガン剤治療をやらないという判断もあるかと思います。
いずれにしても、自分で考え、主治医と相談し、ご自身が納得した上で判断するのがもっとも望ましいと思います。
研究による効果の裏付けがあります
がんナビの記事によると、JFMC46-1201試験という試験で、手術後の抗ガン剤治療の効果を確認しています。
内容は、大腸ガンステージⅡの患者さんに対して、手術後に抗ガン剤治療(レボホリナート・テガフール・ウラシル療法(UFT/LV療法))を実施した人と、実施しない人(手術のみ)で再発または転移が確認されるかどうか、25週間の間、実施したということです。
詳細はリンクの記事をお読みいただきたいですが、結果としては、
R0手術が行われた再発危険因子を有するステージII大腸癌の術後レボホリナート・テガフール・ウラシル療法(UFT/LV療法)は、手術単独群よりも有意に無病生存期間(DFS)を延長できることが明らかとなった。
がんナビ ニュース ハイリスクステージII大腸癌の術後UFT/LV療法はDFSを有意に延長【ESMO2020】
ということです。
平たくいえば、手術後に抗ガン剤治療をするとガンの再発や転移のない期間が長くなる確率が高くなることがわかった、ということですね。
meganeが実施した抗ガン剤治療は試験でも使用されたレボホリナート・テガフール・ウラシル療法(UFT/LV療法)です。
1日3回、8時間おきに薬を飲みます。
2週間飲んで、1週間休みを2回やって、1クール。
これを4クール実施しました。

正直、副作用に対する不安はありましたが、上記のように抗ガン剤は必要だと判断して、実施しました。
meganeとしては、ガン再発が怖かったので、手術後の抗ガン剤治療をやって、少しでもリスクを減らせてよかったと思っています。
まとめ
いかがだったでしょうか
最終的に手術後の抗ガン剤治療を実施するかどうかは主治医と相談して決めるべきと思います。
抗ガン剤の効果や副作用、費用など、色々知り、納得した上で治療を受ける/受けないを判断するのが望ましいのではないでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの役に立てれば幸いです。
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