こんにちは、meganeです。
あなたのガンは遺伝ですか?
この質問にハッキリと答えられる人は少ないでしょう。
また、家族や親戚にガンの人がいた場合、遺伝するんじゃないかと不安になるのではないでしょうか。
自分のガンが遺伝であるかどうか。
また、自分のガンが家族にも遺伝するかどうか。
遺伝子検査をすれば、自分がガンになりやすい遺伝子をもっているかどうかわかります。
ということで、今回はガンと遺伝子検査についてお話していきます。
meganeは医師ではありません。
イチ患者の意見としてお読みください。
こんな人が記事を書いています
- 35歳男
- 直腸ガン摘出手術実施(腹腔鏡)
- 抗ガン剤治療実施(半年)
- ストーマ閉鎖手術実施、腹膜炎治療のための手術実施
- ストーマ閉鎖後、排便障害を抱えながら生活中
遺伝子検査ってなに?

まずはそもそも遺伝子検査とは、ということですが。
国立ガン研究センターのサイトによると
遺伝子はヒトの体を構成する細胞の設計図に相当します。遺伝子はDNAと呼ばれるA(アデニン)、T(チミン)、C(シトシン)、G(グアニン)の4つの化合物(塩基)が並んだ物質で、A・T・C・G の4文字で書かれた情報としてとらえることができます。遺伝子検査は、このDNAの文字の配列を調べる検査です。
国立がん研究センター 東病院 遺伝子検査(解析)
ということです。
遺伝子の情報は生まれつき持っているものです。
上記の通り、遺伝子検査をすることで、DNAの配列を調べることが出来ます。
また、ガンは遺伝子の変異によって発生しますが、特定の遺伝子が遺伝により生まれつき変異している場合、特定のガンになりやすくなります。
つまり、
生まれつき持っている遺伝子が、ガンになりやすい遺伝子変異なのかどうか
これを遺伝子検査によって調べます。
あくまでガンになりやすいかどうかということなので、特定の遺伝子変異を持っていたとしても、必ずガンになるというわけではありません。
なぜ遺伝子検査を受けたのか

meganeは2019年11月に遺伝子検査を受けています。
検査の結果は2019年12月に聞きました。
遺伝子検査を受けた理由は、
特定の遺伝子変異が家族にも遺伝している可能性があったから、です。
元々は主治医の勧めで、遺伝子検査を知り、受けることになりました。
主治医からの説明で、
- meganが若年(50歳以下)で直腸ガンになったこと
- 父親もおなじく若年(50歳以下)で直腸ガンになっていること
- meganeには妹が2人いる
この3点から、遺伝性のガンである可能性と家族(妹)への遺伝があると考えて、遺伝子検査を勧めてくれました。
おそらく主治医は下記のような、遺伝的にガンになりやすい人の特徴を考慮し、meganeに遺伝子検査を勧めてくれたのでしょう。
ご自身を含めた家系内に以下3つのような特徴を持つ方がいらっしゃる場合、遺伝性腫瘍の体質を持つ可能性が高くなります。
□ 若くしてがんになられた方がいる
東京都立 駒込病院 スタッフコラム がんと遺伝の関係 ~がんが遺伝する可能性と遺伝性腫瘍について~
□ 繰り返しがんになられた方がいる
□ 家系内に特定のがんが多く発生している
家族への遺伝と予防

検査の結果は、遺伝ではない、ということでしたので、家族(妹)への遺伝もないということでした。
しかし、仮にmeganeに、遺伝性のガンになりやすい遺伝子変異があったとしたら。
家族(妹)も同様にガンになりやすいということになったはずです。
家族が自分と同様に遺伝性でガンになりやすいことがわかっていれば、予防や早期発見のために定期的な検査を受けることを勧めるべきですね。
meganeの場合は、本人も父親も直腸ガンなので、家族には便潜血検査や大腸内視鏡検査などを定期的に受けるように勧めたいです。
まとめ
いかがだったでしょうか
遺伝性のガンの場合、自分だけでなく家族にも影響が及びます。
もし、遺伝性のガンを疑う場合は、主治医と相談の上、遺伝子検査を受けてみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの役に立てれば幸いです。
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